臨界期?!

自己実現のための刺激を待っている脳!

榊原洋一氏は、著書「子どもの脳の発達臨界期・敏感期」の中で、「R」と「L」の聞き分けは、自然のうちに生後6カ月までに終了するとのべている。しかし、もし人が「人工的な学習」という行為でそれを習得しなければいけないとすると、皆さんご承知のように中学から始める英語の学習の「R」と「L」の聞き分けのように困難がある。 

赤ちゃんがそのような自然の学習能力を備えているのは、この世界の創造主が、「人工的な学習」において困難と思われるものを「自然の学習」において施すためのものであるからだ。

「人工的な学習」でなく「自然の学習」の中で施されるものは、他には何があるだろうかと考えてみると、「R」と「L」の発音に限らず、空間把握能力・運動能力・音感把握能力・社会性など様々見えてくる。

臨界期、英語では「critical period」。「重大な期間」という意味で、脳の中で覚えたり感じたりする神経回路(ニューロン)が、外からの刺激により集中的に作られたり、回路の組み替えが盛んに行われる時期だ。また、学習を成立させる最も感性豊かな限られた時期でもある。「視覚の臨界期」「運動の臨界期」「聴覚の臨界期」など、ぞれぞれの機能には、一生に一度しかない絶対期間の「臨界期」が存在するそうだ。臨界期の脳は、自己実現のための刺激をわくわくしながら待っている。

何事にも旬が存在し旬を生かすことが豊かな成長に欠くことが出来ない。三つ子の魂百までもという。適切な刺激が言葉であれ、音楽であれ、愛であれ、接触であれ、遊びであれ、それらを通してシナプスや樹状突起が最もよく準備されている臨界期に脳が十分に刺激されるならば、子どもの認知、情緒、行動は十分に発達するであろう。

当館では、子どもの脳の発達する臨界期に、パズルやゲームを通して「気づきの力」「考える力」を育成します。 

学びのスーパーアスリート育てます。キーワードは、臨界期に便乗!

代表:梶原賢治

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